Grey Gradated - エウソィヘカの子、エウソィタフ - アシエ・ミューラー /* / アシエ・ミューラー */ ?>
使用画材 | ペン |
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サイズ | 〈絵〉148×100 mm〈額込み〉224×174 mm |
制作年 | 2021 |
この作品について
《エウソィヘカの子、エウソィタフ》
エウ・タには本来、「誰々の子」というアイデンティティやステータスはありません。
しかし、彼らはあえて他文化の真似をして遊ぶことがあります。
「グレイ・グレイデイテッド」シリーズはエイプリルフールに生まれました。
それまでカラフルな色彩で描くことに苦手意識を感じていた私は一念発起、
こんなことを思いました。
「ならばいっそ色彩感覚など忘れ、まったく自由に色を選んでみてはどうか?」
センスのある配色、綺麗な色の組み合わせ、すべて忘れてしまうがいい!
出鱈目と適当、そして少しの“直感”こそが今は微笑む時代なのだ。
そうして計画と予定を捨て、確信に満ちた筆跡のみを残すがいい!
自由は常に確信とともにあるのだから__
……などと考えながら出来上がったのが、このグレイたちのシリーズです。
事前に決めてあるのは「グレイ型宇宙人を描く」ということだけ。それ以外はテーマもポーズも、そして使う色も決めていません。
そうして描いていくうちに、だんだんとイメージが形作られていきます。
タイトルやキャプションは、出来上がってからの印象でつけられています。
自由に描くという”心の解放”と、
それに伴う、子どものような”心の開放”によって
作られるシリーズであると感じています。
画材について
耐光性に優れた顔料ペンを使用しています。
作家について

群馬県前橋市出身。アメリカはホピ族の人々との現地での交流をきっかけに、ものづくりの道を志しました。
金属のイメージや考古浪漫、アンティークオルゴールの機構と技術者たちの情熱、無声映画の世界など、自身の「好き」や体験をヒントとした象徴的な”図案”を作ります。黒を基調とした画面構成が特徴です。
◎主な活動
2020 「台風19号チャリティー展」参加 (群馬/ギャラリーアートスープ)
2020 「Independent Tokyo 2020」出展
2021 「フェイカー展」グレイ・グレイデイテッドとして参加 (群馬/ギャラリーアートスープ)