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青の記憶 - 寺床まり子 /*
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その他の情報
使用画材 |
mixedmedia on paper |
サイズ |
509x394 mm |
制作年 |
2025 |
この作品について
この絵は、深い青を基調とした抽象画で、まるで夜空や深海を思わせるような幻想的な雰囲気を持っています。キャンバスの中央から左上にかけては濃い青が広がり、まるで光の届かない静寂の世界を描いているかのようです。右側には白や淡い水色、オレンジなどが重なり合い、青の中に光が差し込んでいるような印象を与えています。青は何回も重ねて納得するまで色を重ねています。
また、白い絵の具が点々と飛び散っており、星や泡のようにも見えます。これが画面に動きやリズムを与え、静寂の中に生命感を感じさせる要素となっています。筆の跡や重ね塗りのテクスチャーも魅力的で、観る人に深い感情や記憶を呼び起こさせるような力を持っています。
左下には「mariko」というサインがあり,この作品からは「青」という色を通して、静けさ・広がり・内面の世界が表現されていることが伝わってきます。
作家について
寺床まり子
記憶の色をテーマに、いつか、どこかで見たり感じたりしてきた、記憶の色を表現したいと描いています。
表現方法は主にキャンバスに油彩、紙にアクリルなどのミクストメディアです。
水の色、山の色、空の色、街の色、草木の色など、たくさんの色を記憶と共に平面に定着できれば、さらに色の持つ力までたどりつければいいなあと思っています。
最近海外のアートフェアに参加、NYで個展などをを経験して、人に伝える重要性を感じるようなり、個人的な私の作品でも少しは今の時代につながっていくように、人に伝わるようにと願っています。
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