magenta - 寺床まり子

テーマは記憶の色です。マゼンタと白、青を基調とし、 アクリル絵の具などで描かれています。
抽象的な表現が特徴的な絵画です。右上から白や灰色が徐々に混ざり合い、明るさと対比を生み出しています。この色の配置や濃淡の変化は、絵全体に奥行きと動きを感じさせ、見る人に様々な感情や想像を呼び起こします。

作品全体に具体的な形はありませんが、色彩の抽象的な表現が主体となり、その中に感じられる不規則な形や色の混ざり具合が、自然の風景や感情の動きを彷彿とさせるように感じていただけますと幸いです。私の作品は観る人それぞれが自身の経験や感情に基づいて異なる解釈をすることができます。非常に個人的な意味を持つことが多いですが、普遍的なものをめざしています。

この作品は、色彩と抽象表現を通じて、感情や内面的な風景を描き出すように表現しました。