It's all about harmony - 伊藤大介 /* / 伊藤大介 */ ?>
使用画材 | カンバスにアクリル絵の具 |
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サイズ | 400mm×500mm |
制作年 | 2023 |
この作品について
この度も展覧時天地無用の作品をお届け致します。
縦長で観た場合にはグリーンの三角が、横長で眺めた時にはライトブルーの小さな○がそれぞれ画面の中心を為しポイントとなっているのがお分かりになろうかと思います。
全体としてはわたくしの画の特徴であるファンシーな感じを損なわないように注意深くデザインしたつもりです、その点上記のポイントが一役買ってくれています。
特筆すべきは比較的大きな赤紫の◽に2本のブルーラインが乗っている部分、ここのハーモニーは自分にも新鮮な新たな発見です、この眼に鮮やかな部分に対応する重量感をもう一ヵ所どこかに作ろうか迷いましたが結局そのままにしておきました。
前述したようにファンシーなフィーリングを損ないたくない為です、このようにあらゆるバランスを考慮し過ぎた為に画面がガチッと固まり過ぎてしまうのは実は良くあるミスで、それを避ける為にあえてフローティングのままの部分を残しました、形態のバランスよりも色彩のハーモニーを採ったことになります、あくまでも部分は部分、全体の調和が全てです...(it's all about harmony)この赤紫のパートをどのように置くのか、鑑賞する方がそこに愉しみを見いだして頂けたら、それこ作家冥利に尽きるのです。
SKU
77-641
作家について
画面上にメッセージやモチーフとしての意図があるわけではなく、色彩の調和のみを追求した純粋な抽象作品を制作しています。
全てではありませんが作品によって上下または縦横を逆さまに飾っても鑑賞出来るようにデザインしてあり、観る方のお好みでより長い間楽しんで頂ける作品となっています。
制作する時は予め折り紙や色画用紙でコンポジションを組みそれを当倍でカンバスに描く手法を採っているのでどのようなサイズにも拡大や調整が可能です。