残雪と菜の花 - 平塚 加代子 /* / 平塚 加代子 */ ?>
使用画材 | 油絵 |
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サイズ | (F6) 318×410×20mm |
制作年 | 2023 |
この作品について
冬が過ぎ暖かさも増した頃、
川のほとり一面に咲く菜の花に目を奪われた。
それは春のやわらかい風と日差しに揺れていた。
春が来ると気のせいか川の流れる音が変わるような気がする。
冬を厳しさというならば、春は冷たくても甘く溶けるよう。
たくさんの蝶が花の周りから離れない。
何かが川に飛び込んだ。
波紋だけでは何者かを語らない。
風に揺れる背の低い木の指揮のもと、
菜の花が風の曲に合わせて揺れているよう。
小さな黄色が集まり目の奥の方に入ってくる。
また今年も春を感じさせるこの花は、
冬の寒さをさらに遠ざけてくれる春の使いなのだろうか。
SKU
11-515
作家について
私の絵に共感し癒しを感じてくださる方が、きっといらっしゃると思っています。
世界の人々の心に何か届けられたら、それはとても素晴らしく素敵なことだと考えています。
こうして私の絵を見てくださることに感謝します。