山田久美子
神戸市生まれ、東京在住。武蔵野美術大学大学院聴講生修了。美術学芸員を経て、制作活動を開始。NY・銀座・国立市・神戸市など、個展多数開催。グループ展多数。武蔵野美術大学卒業制作優秀賞受賞。ブリスベン国際美術展にて、東洋芸術家功労賞受賞。春季・秋季創画会入選。その他、上野の森美術館大賞展、臥龍桜日本画大賞展入選、その他多数。マレーシアアートエキスポにて4年連続完売。直木賞作家小池真理子著「あなたから逃れられない」文庫本表紙の装丁。「おはスタ645」(テレビ東京)、「エビ中グローバル化計画」(東京MXテレビ)に出演。マガジンランド社より「日本画ワークショップ」出版。
現在は国内の個展開催、海外のアートフェアなどに積極的に参加。
プロフィール・経歴
神戸市生まれ。武蔵野美術大学大学院聴講生修了。美術学芸員を経て、制作活動を開始。NY・銀座・国立市・神戸市など、個展多数開催。グループ展多数。1992年武蔵野美術大学卒業制作優秀賞受賞。2001年ブリスベン国際美術展にて、東洋芸術家功労賞受賞。1993年春季創画会入選(’94’95’98’10)、1993年秋季創画会入選。その他、上野の森美術館大賞展、臥龍桜日本画大賞展入選、その他多数。マレーシアアートエキスポにて4年連続完売。直木賞作家小池真理子著「あなたから逃れられない」文庫本表紙の装丁。「おはスタ645」(テレビ東京)、「エビ中グローバル化計画」(東京MXテレビ)に出演。マガジンランド社より「日本画ワークショップ」出版。
現在は国内の個展開催、海外のアートフェアなどに積極的に参加。
ステートメント
長年「融合への切望」というテーマで日本画材で人体を描いてきました。相反するものは強く惹かれ合うというコンセプトです。 10年ほど前ですが、親友が乳がんで亡くなりました。その時、「薔薇」は病気の人に良い効果を与えるという事を知りました。 その頃から、薔薇を描くようになり、人物と薔薇という二つのテーマを描いてきました。
昨年の個展の際に、「薔薇と人物の融合」というコンセプトにたどり着きました。人体表現に明け暮れていた私はどうしても人物から離れられません。特にトルソをメインに描いてきたので、人体の顔を華にするという画風にたどり着きました。
人の顔というのは「表情」があったり、「好み」があったりと絵のコンセプトを違う方向に持っていくことが多いのです。そこを華にする事によって、見る人が想像する「顔」が出来てきます。人体から「顔」を創造する楽しさを感じていただければ幸いです。
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■ 作家インタビュー
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