wall - 川本 悠肖子 /* / 川本 悠肖子 */ ?>
使用画材 | 和紙、岩絵具、膠 |
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サイズ | 350×202×1mm(額:436×280×15mm) |
制作年 | 2020 |
この作品について
細くて長い茎を持つひなげしが、天に向かって生い茂っていました。
私には、それがまるでそびえ立つ壁のように感じられた。
綺麗な花を咲かせているけれど、その下には大量の圧迫すら感じる、まっすぐな茎たちがある。
この壁を越えるにはどうしようか…
そう思案する小さな生き物のイメージが湧いてきて、この作品になりました。
SKU
59-444
作家について
隣りあう色形同士による響きあいの美しさを模索中。
20世紀以降、人工鉱石で作る新岩絵の具の開発がすすみました。
これにより現代は色数が増加。
昔より、ひとつの色相が持つ明度、彩度、粒子の粗さにバリエーションがある。
このように、より高くなった組み合わせの自由度を利用して、現代ならではの表現につなげていきたいです。