紫の姫 - Ayako Iizumi52 /* / Ayako Iizumi52 */ ?>
使用画材 | 色鉛筆 |
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サイズ | 約335 × 266 × 47mm (額込み) |
制作年 | 2021 |
この作品について
紫の姫
なんとなく源氏物語の紫の上を思い浮かべる。
色が紫という理由もあるけれど、紫の上の輝きは雫のようなものだったのかなと考えてみた。
静かに光輝く貴方に届いてほしい。
画材
色鉛筆というとても身近な画材ではあるが、色を考えて塗ると時間がかかる。どんな参考書を読んでも、自分の見ているこの色は同じ方法では塗ることはできない。またこの作品を受けとっていただける方にとっては、私と違う色も見えてくるかもしれない。
そういった点で、この作品は世界に一つしかないのだと私自身考えている。例え同じ構図で、この絵を描いたとしても、また違う色がそこには見えてくるかと思う。
そういった雰囲気を味わい、この作品を手にとる方の輝きが、より一層光ると作家としては嬉しい。
SKU
21-99
作家について
私の「視点」から見る、雫をテーマに描いています。水と光が好きで、両方の特質が備わっている雫が植物についているところに興味を持ち、表現の可能性があると感じています。また自然界の宝石というイメージを絵に込めています。
今後は生物画や抽象画を描いたり、光に揺れる色であったり絵本のような世界も描いてみたいと考えています。
時間はかかりますが水彩や日本画にも挑戦していきたいです。
雫は自然界の宝石です。
あるがままの美しさを伝えられる、心の中にある輝きを引き出せる というような思いも重ねた作品をお届けできたらと思います。