水位観測 A塔 - 平塚 加代子 /* / 平塚 加代子 */ ?>
使用画材 | 油絵 |
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サイズ | (F6) 318 x 410 x 20mm (額付き) 470 × 560 × 40mm |
制作年 | 2018 |
この作品について
湿地帯に建つ塔の形をした水位観測所。
高さ8mほどあろうか。
全体的に赤さびていてちょっと衰退感。渋くてカッコいい。
大いに魅力あり。
そこにクルクルとついている小さな板の列。
下から見上げると空の入り口に向かっているみたい。
少しずつずれて規則的に並ぶ螺旋階段。
なぜか美しい。リズムを感じる。
そして瞬間的にいろんな方向からの階段の映像も見ているよう。
一番上には何かしらの機械が設置してある。
まず片足を出し、小さな面にしっかりのせることに集中する。
さらにそれを自分の中で確認し大丈夫と納得してからでないと次の
そんな想像をして高所が苦手な私はゾヮとしてしまった。
あるとき偶然作業員が上っているのを見た。
2人で怖くて離れられなくなっているのか連なって固まっていた。
腰が引けた感じで。
笑いそうになった事ごめんなさい。
だけど、そうそうその状況がすごくわかる。またゾヮっとした。
塔が作る濃い色の影。草原に映えている。
抜きんでたこの塔やっぱりカッコよくて、美しい。
この姿をどうしても絵にしたかった。
SKU
11-31
作家について
私の絵に共感し癒しを感じてくださる方が、きっといらっしゃると思っています。
世界の人々の心に何か届けられたら、それはとても素晴らしく素敵なことだと考えています。
こうして私の絵を見てくださることに感謝します。