柘榴の木の話 - 吉永 蛍 /* / 吉永 蛍 */ ?>
使用画材 | キャンバスに油彩 |
---|---|
サイズ | 364×257×15mm (B4パネル) |
制作年 | 2022 |
この作品について
キャンバスに油彩で描いた原画です。
本物の油彩ならではの透明感や輝きをお部屋にいかがですか。
物語を紡ぐように、たっぷりの油で溶いた絵具を面相筆を重ね、心をこめて丁寧に仕上げています。
一見水彩画のように見えるかもしれませんが、透明色を重ねることで、油彩ならではの重層的な仕上がりとなっています。
ストーリー
ー昔住んでいた家の窓からは、いつも柘榴の木が見えた
赤い蕾から花へ、そして柘榴の実になる間
季節は移り変わり、子どもだった私も、少しずつ成長していったー
世界観について
私の「風景」は、自身が見聞きし感じてきたものが織り交ぜられてつくられています。
四季のある都市と共存する自然、幼少の頃から頻繁に訪れている動物園、子育て中に感じたこと……。
それを夢や想像と交えながら、キャンバスのなかに散りばめています。
技法について
油彩画は少し敷居が高い、ゴッホのような厚塗りのイメージがあると思う方もいらっしゃるでしょう。一方で、私のように軽やかな雰囲気の表現や、ペールトーンのような色彩を薄塗りで表現する「グレーズ」という透明技法もあることを伝えたいです。
グレーズによる透明感と、輝くような色彩を大切にし、優しい深みのあるグラデーションで、見る人の心を癒せたら幸いです。
SKU
10-491
作家について
いつか見た風景
これから見る風景
どこか懐かしく、そしてこれから始まる物語を想像する・・・
夢と現実の世界を行ったり来たりしながら、他にはない独特の絵に仕上げます。
薄塗りで油彩を何層も重ねることで、透明感と輝くような色彩を大切にしています。