春を探す - 吉永 蛍 /* / 吉永 蛍 */ ?>
使用画材 | キャンバスに油彩 |
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サイズ | F0号 (横140mm×縦180mm×厚さ15mm) |
制作年 | 2021 |
この作品について
ストーリー
新春の空に梅、富士山、鯉などの縁起の良いモチーフが浮かんでいます。
年末に、次の年への期待や、春が待ち遠しい気持ちを込めながら描きました。
スワンボートは、私の絵によく現れます。
小さいころ近所の公園で見て以来、印象に残っているモチーフです。
中に人が乗っているものだけど、スワンボート自体が生きているような気がして不思議でした。
これからどこに向かうのか、想像していただけたら嬉しいです。
世界観について
私の「風景」は、自身が見聞きし感じてきたものが織り交ぜられてつくられています。
四季のある都市と共存する自然、幼少の頃から頻繁に訪れている動物園……。
それを夢や想像と交えながら、キャンバスのなかに散りばめています。
技法について
油彩画は少し敷居が高い、ゴッホのような厚塗りのイメージがあると思う方もいらっしゃるでしょう。一方で、私のように軽やかな雰囲気の表現や、ペールトーンのような色彩を薄塗りで表現する「グレーズ」という透明技法もあることを伝えたいです。
グレーズによる透明感と、輝くような色彩を大切にし、優しい深みのあるグラデーションで、見る人の心を癒したいです。
飾り方について
木のパネルにキャンバスを張っているため、厚みがあります。
そのため、額がなくても立体的で存在感があります。
軽量のため、100円均一等に売られているピンでとめるタイプのフックが一つあれば飾れます。
壁の穴を気にしなくても大丈夫なので、いくつか並べて飾るのもおすすめです♫
廊下や玄関などのちょっとしたスペースにはもちろん、
落ち着いたペールトーンなので、寝室や子ども部屋にもおすすめです。
木枠にキャンバスなので軽量で、額がなくても栄えます。
窓の代わりに、壁のアクセントにいかがでしょうか。
作家について
いつか見た風景
これから見る風景
どこか懐かしく、そしてこれから始まる物語を想像する・・・
夢と現実の世界を行ったり来たりしながら、他にはない独特の絵に仕上げます。
薄塗りで油彩を何層も重ねることで、透明感と輝くような色彩を大切にしています。