Well…I'm easy
¥200,000
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77-615
この度はやや動きのある作品をお届けします。
例によって横長.縦長どちらでも展覧できるものですが、緑のモチーフが下にある場合では右上の紫のラインに向けて時計回りの回転運動が想像出来ると思います。今迄にお届けした完全終止の画面とは一線画した、わたくしの作品の重要な一面を占めるものです。
良く出てくる黒のニョロニョロが時計回りの回転を暗示しておりさらに両端の角を占めるそれぞれ水色とピンクの扇形がその動きを促しています。
色彩の構成上から来る印象を最も重要視している為モチーフ自体は四角を中心とした限られたものになっています(今後お届けする作品では敢えてこれに逆こうしたものもあります)、これは画面を一目で見渡せるように配慮したもので緑·青·黒が躍動しつつオレンジとクリームイエローが一瞬で目に飛び込んで来る、調和のもたらす終止形と運動の躍動感との対比が主題となっています。
完全終止の永遠性と躍動的な二次元画面、この対立相矛盾する要素のぶつかり合いこそ絵画のもたらすセンセーションそのものであり過去の偉大な画家達から今日の我々まで避けて通ることの出来ない構成上の最重要テーマであり続けているものなのです。
貴方はどちらがお好みでしょうか?
わたくしは…「well…I'm easy」(そうね…どちらでも)
Medium | カンバスにアクリル絵の具 |
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Size | 400mm×500mm |
Year Created | 2023 |
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